2015年6月16日火曜日

【Stable/Private】退路から進路をとる Good-bye MWF

4月の初旬に来て6月の末にここを去る。

早すぎるけれど、然るべき流れなのだと理解しています。

たった2カ月余りだったけれどたくさんのことを学びました。



出会った人への思いは一番強いのかもしれません。


 —いつもわたしを支え、次の異動先までも探してくれた師。

 —同じ牧場内で馬房を借りている育成牧場の当牧場の長を務めているメンター。


このお二人は元々同じ牧場や競馬場で共に切磋琢磨されてきた方々で、
「類は友を呼ぶ」という言葉にあるように、方角は常に前を向いています。
わたしが仕事人として、人間性として惹かれるものをお持ちの方々です。

ここでつらつらとこのお二人について書き綴ることはしませんが、
この方々無くしてわたしがこの馬の世界を生業としようと思いを強くすることは無いと痛感しています。



また、正確にはわたしの異動先への異動は迷宮入り。
しかし確信はあります。問題なし!


そして特筆すべきはMWFの見晴台からの眺望。
この眺望は本当に素晴らしかった。
数々の調教を垣間みることができました。

かつて社長がおひとりで拓き築いてきた砦からの眺めです。
同時にアメリカで起きたGold Rushを想像しました。
Gold Rushで開拓精神に燃えてロマン片手にやってきた労働者のように
わたしも強く在りたいと思います。