門別競馬場の坂路。
北海道だからこそ持つことができる広大な坂路。
某企業の所有する坂路とくらべても特に変わりあるとは思いません。
傾斜の角度もこれまた素晴らしい。
どこの牧場も苦労している降雨や積雪のある日こそ、
ここで調教しているのです。
強い馬にならない筈がありません。
坂路の頂上の見晴らし台(?)より |
茨城にあるミッドウェイの坂路。
天候とたまに雉や鹿が出て来ることが気になるものの
距離、傾斜ともに圧巻です。
調教の坂路はウッドチップで適切な負荷をかけ、
調教後は砂利道でクールダウンして
坂路を出てまた坂を登り厩舎へ戻っていきます。
向かって左が坂路 |
奥が坂路の頂上 右:片側ウッドチップ(上り) 左:片側砂利(下り、調教からの帰り) |
奥が坂路始点。坂路と外馬場はつながっているつくり。 2018年現在はこの坂路のカーブをなくし直線にするための工事中(?) |
また、門別のとある厩舎とミッドウェイ本体の調教以外の
当然ながらの共通点もあります。
調教前と調教後にマシーンにて運動をして
ウォームアップ、クールダウンし、
馬の乳酸の生成を適切に管理しています。
また、ミッドウェイでは、ミネラルの豊富な赤土があり
赤土を食べさせることもありました。
土地がもたらした、
経営者たちが生んだ、
そして育まれた環境を知り、活かすこと。
先見力はこういうことかもしれません。
己を知ること。
坂路に対抗するにはどうしていけばいいのでしょうか。
答えはきっとその牧場、スタッフ、持ち合わせているものだと思っています。
Thanks
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