2015年12月20日日曜日

【Horse racing】教えられること 叱られることに終始せず

ただ美しいものは
そこにある背景(物語)があるからですね

1年しか経っていないけれど
なによりも濃密な時間です

現地でこそその思いは強くなって 時間の経過が別時計となります




乗馬、100鞍まではそうかもしれないけれど、
それ以降はセンスであると、先生がおっしゃっていました

今日の乗馬は納得のダメな乗馬でした
馬の気持ちをちゃんとわかってあげられていなかったから

でも、センスがないと言われても
継続は力です

最近は馬が多くを教えてくれて、馬に返したいと思う
叱ってくれる人に対しても誠意で返したい

教えられるって有難い
叱られるって、有難い



おやすみーーー

2015年12月14日月曜日

【Horse racing】くりくり合戦 個性あふれるモンブランめざせ!

栗栗合戦幕開け、そしてすぐに幕引きします

かわいいとかそういうものでもなく

栗毛さんたちはこの時期にフワァ と活躍、かつ確約に近い
ぎゅんぎゅんしたレースをみせてくれます。


カフェブリリアント →おりこう、利口であるかは別もの
イモータル →馬らしい馬でよく走る
エアスピネル →才能いっぱい、未知
タイセイサミット →天然ではないか?コントロールが難しそう、、、

ニンジン元年と栗栗元年として今年はおもしろい多様な競馬だったと
一言。


おやすみスー

2015年11月15日日曜日

【Private】食事を共にすること

不可能を知って、身にしみて胸苦しい。

不可能と、自分の中にNOがあることを知りました。
でもそれを表に出すことが今のわたしにとって重要でない。

苦しげなことがあった一方、めぐりめぐってうれしいこともありました。

短い間だったけれど一緒に働いた仲間が社長とゴハンを食べに行ったそうです。
今までにない美味しいと言われるものを召し上がったそうです。
その食材や料理の価値などではなくその裏に秘められた心意気に感銘を受けているようでした。

食事を共にする意味は計り知れず、
その人たちの人生において重要な時間であって秘めたメッセージを示唆させます。
食事を共にしようという契りは、信頼と好意に満ち溢れていて
形なく美しいものであって、その表れだと思います。
自分のことではないけれどとてもとてもうれしい。

自らの行いがめぐり還るというサイクルは自らに戻ることが、今のいままで。
とうとう大切にしている誰かに巡るというサイクル、流れ、それが見えるところまでやってきた。

苦しむのはたった1時間。
大丈夫、わたしは不可能もNOもあるけれど、
その弱さも認めてあげたら和らげることができる。

−−−−、ダメでもいいじゃないw

2015年9月30日水曜日

【Private】ありがとう In an intertwined way and break away

人が人故の行動や言動、それがもたらす奇跡に
今日もまたひとつ思いをあらたにしました。

わたしはどれだけ生きていることを毎日強く感じているのか、
その強さの天井が見えないくらい、毎日が生きている感覚でいっぱいです。

この激動に揺らされても流れることなく自分を持って立っていられるようになったことに
感謝したいと思います。支えてくれた家族、友に感謝しています。


今日は数カ月も会っていなかったものの
会いたかった友であり、同志であり、上司でもある氏と会うことができました。
報せていなかったことも察していて、またそのわたしの話に耳を傾けてくれました。
わたしが信頼する友が、同じようにわたしを信頼をして、案じて、会いに、迎えにきてくれたことを光栄にも、うれしくも思いました。

ダイレクトな言葉で後押しをせず、
やわらかな日常の会話に、
最高の日常というもてなしで後押しをしてくれました。




これに対してわたしは真っ向誠実でありたいと思いました。
友に対してではなく、まず、自分に。

まだ、時間はある、知恵はある。
納得のいく誠実な道をみつけたい。


繋がるとろでつながり、断つべきところで断つことが
いまわたしのすべきことなのだと思いました。

2015年9月24日木曜日

【Stable/Private】最高の社長へ Great executive, See you!

一筆。

わたしの知るエグゼクティブは、誰よりも働き、誰よりもその仕事への追求意欲は深く広く、自らで全てを証明する。そして誰よりも人を大切にし、礼節を重んじ、スタッフのことを把握、理解しようと努め、知らないことは部下に対してでも教えを請う。傲慢な態度は決して取らない。
社長にはその絶対的な絶対値がある。

わたしはここでわたしの絶対値を持つことができました。
だからここを去るべきだと悟りました。

話をするとこれに快諾し、理解し、その理解したということを社長の言葉で返してくださいました。最後にしてとても尊敬できる一面をまた見ることができました。

人はとても残念だけど、時として足をひっぱる。
そこにもきっと負けないだろうと自信がつきました。

その自信の根拠は、まわりにいる人。
わたしのまわりにはそんな尊い人がいます。これがそっくりそのままの自信です。ありがとう。

人に依存するのではなく、「この人についていきたい」
こんなふうに思える自分がまたとてもうれしいです。
この時点で「ついていきたい人」は去るところのエグゼクティブ、行くところのエグゼクティブのふたり。とても有り難いことです。

数カ月前に大きくキャリアチェンジしたけれど、以前とは全然違って健やかに未来が描ける。そして今はそれが明瞭になりつつあります。

自分探しをするのではなく、そこで生きて行く術を知り賢明に生きることで見えてくるもの。


手紙をかきました。
かくことで数えきれないほどの「ありがとう」があったことを
また、ひとつひとつ思い出しました。







この厩舎の通路は、わたしのレッドカーペットのようにさえ思います。
いつもある道です。

苦労はするけれど、それでも馬のいるところで生きていきたいと思います。

2015年6月16日火曜日

【Stable/Private】退路から進路をとる Good-bye MWF

4月の初旬に来て6月の末にここを去る。

早すぎるけれど、然るべき流れなのだと理解しています。

たった2カ月余りだったけれどたくさんのことを学びました。



出会った人への思いは一番強いのかもしれません。


 —いつもわたしを支え、次の異動先までも探してくれた師。

 —同じ牧場内で馬房を借りている育成牧場の当牧場の長を務めているメンター。


このお二人は元々同じ牧場や競馬場で共に切磋琢磨されてきた方々で、
「類は友を呼ぶ」という言葉にあるように、方角は常に前を向いています。
わたしが仕事人として、人間性として惹かれるものをお持ちの方々です。

ここでつらつらとこのお二人について書き綴ることはしませんが、
この方々無くしてわたしがこの馬の世界を生業としようと思いを強くすることは無いと痛感しています。



また、正確にはわたしの異動先への異動は迷宮入り。
しかし確信はあります。問題なし!


そして特筆すべきはMWFの見晴台からの眺望。
この眺望は本当に素晴らしかった。
数々の調教を垣間みることができました。

かつて社長がおひとりで拓き築いてきた砦からの眺めです。
同時にアメリカで起きたGold Rushを想像しました。
Gold Rushで開拓精神に燃えてロマン片手にやってきた労働者のように
わたしも強く在りたいと思います。


2015年3月1日日曜日

【Private】秒読み Depature. It's time

乗馬から競馬、そして今その業界へ。

声に出さなければ始まらないし、進まない。
進んでみてもまた後退する。その繰り返し。
厳しい状況を感じつつも、その先には光があることを信じていました。

そして少し最近見えました。



馬が好きで見えてきたばかり。
馬のチカラ。

馬ってすごいね!

それを魅せる騎手たち、ホースマンもすごくかっこいい。
わたしもそんなかっこいい人になりたい。


Thanks

【Private】競馬界の内側へ行く Depature. It's time

乗馬から競馬、そして今その業界へ。

声に出さなければ始まらないし、進まない。
進んでみてもまた後退する。その繰り返し。
厳しい状況を感じつつも、その先には光があることを信じていました。

そして少し最近見えました。



馬が好きで見えてきたばかり。
馬のチカラ。

馬ってすごいね。

それを魅せる騎手たち、ホースマンもすごくかっこいい。
わたしもそんなかっこいい人になりたい。

2015年1月4日日曜日

【Horse racing】有馬記念2014

わたしの有馬記念。

ジェンティのラストラン。

—12月28日(土)

今日が引退レースとなるジェンティルの出走する有馬記念の日。
レースの時刻は15時台と認識していたので、
起床してから割とゆっくりと過ごし、適度に大掃除、出かけました。
彼女の引退式もあると聞いて、泣きそうになりつつ、
正装をして臨まなければ!と、気合いを入れて着替えて出発!

中山競馬場は少々遠いので、知人に連絡をしつつ、わたしは、WINS銀座へ。
通勤定期をフル活用して有楽町で下車し、年の瀬でにぎわう銀座の街中を抜けて…
と、あ、到着!
新聞を路上の臨時販売所て購入して入館。
競馬場とはまた違った雰囲気で雑然としつつ、銀座の華やかな雰囲気を持つ人々も混じり、不思議な空間となっていました。

まず、目的のジェンティルの「がんばれ!」投票券を購入。手がガクガク。
あとは、やっぱり勝馬となる予想をして他の投票券も購入。
その前の9Rの投票券も購入。予想は全く的中しませんが、それは忘れて待機。

投票券発券機も少々混み合い、時間いっぱい。
ファンファーレが流れてきました。いよいよ!!!
ファンファーレが鳴らなければまだまだ続くのに、そんなことは叶わない。

パドックの映像も見る余裕(心の余裕)もなくて、投票券を握り、
スタートを待ってみる。

 カシャーン—…

もう始まってしまった、 来てしまった、
天皇賞秋、ジャパンカップ、どちらでも勝てず、
本来であれば、ジャパンカップで引退かとまで言われたジェンティルが、参戦する。
石坂調教師が参戦を決めたのです。
これが本当にラストラン。本当に最後の競馬場。

中山には行けないけど、ジェンティルへ敬意と尊敬の念を以て、WINSに来てしまったんだけどドキドキしてもう苦しい。苦しい!

いい位置につけた。
武さんのトーセンラーもいる。

みんなが先頭を追って懸命に走る。

ここでもずっと読み合いが続く。


どこで出るか。


馬群がものすごい速さで駆け抜け大観衆の声援も響く。

こんなにも過酷だったんだ。
誰もが必死なんだ。
リーディングジョッキーたちはこんなにも重いもの背負っているんだ?
こんなにも過酷に緊張感を感じるんものだったんだ。

もう最後の4コーナー。

4コーナー、芦毛のゴールドシップがやってきた。
やっぱりここで出てきた!!

「白い芦毛の猛追—」。
(目立つよ)

ジェンティルは?

飲み込まれないで!

—まだ残ってる!!!


残って。


ジェンティルが一生懸命走ってる。
エピファネイアを追って。

負けちゃだめ!

まだ抜けない。

ジェンティっ!

残って、走って、追って、抜いて!


きた!

きたきた!




きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ジェンティいやったぁああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!



涙と鼻水が止まらない。止まるはずもない。
ジェンティ、ついでに止まらなくていいやw もう一周してーーーーwww戸崎りん(←よみ:とざりん)
















ありがとうありがとう。
もううれしすぎてしあわせすぎ!年末だぁwwwwwwwww


競馬を知ってきっと誰もが通る道。
 —大好きな馬ができる

それはわたしにとってジェンティことジェンティルドンナ。


その競馬を知って半年ほどでその馬が引退することに悲しくなったけれど、
調教師さんも言った、最後に勝たせてやりたい。その気持ちはよくわかります。

なにより、怪我もせず、走って、これからお母さんになれるんだね。
うれしいです。

私もがんばろう。




そして今になって思い出した。

「ロマン派だね」と、言われたこと。恋愛観に対して。

人間としてもロマンばかり追うのではない、真のロマンを獲得せよ。するんだ!
誰に何を言われようと、貫き通す強さがおまえには足りない。
欲するならば獲得してみせよ。

そう誓ったわたしの有馬記念。一生一生忘れない。
忘れてはいけないと強く強く思った日。


銀座の街も、その日の景色も、寒さも、
みんなキラキラ輝いたままです。
年末のお買い物でキラキラしたくない!



ロマンを追ってキラキラしたい!!!!

2015年1月2日金曜日

【Private/Thanks】競馬!ありがとう!Thanks 2014

—12月27日(金)

最終出勤日。その日の朝のこと。
会社最寄り駅付近で、有馬記念の号外が某新聞社から発行され配布されていました。
今日の仕事納めを改めて感じました。

会社を出て帰宅。明日の有馬に思いを馳せました。

—12月28日(土)

今日が引退レースとなるジェンティルの出走する有馬記念の日。

中山競馬場は少々遠いので、知人に連絡をしつつ、わたしは、WINS銀座へ。
ファンファーレは心に響いて苦しい。

 カシャーン—…



もう始まってしまった、 来てしまった、 この瞬間が—


有馬記念の話はせずここで納めます。



—12月29日(日)

知り合って間もないのですが、尊敬する調教師さんが厩舎を持つ大井へ。
(地方競馬は先日の12月25日が初めてでした。ホワイトクリスマスです。
劇的でした。)

手先が凍りそうで、痛い。それでも会いたい人と馬がいる。幸せです。

地方競馬の競馬場でGⅠレースが行われるのです。
1年で最も大井競馬場が盛り上がる日なのです。
東京大賞典の日。

この日は都内から友人も駆けつけてくれました。とても幸せです。


東京大賞典の話もここで納めます。



—12月30日(月)

大好きな友人と餃子、締め餃子です。
武蔵小杉まで。
異空間で、慣れない感じはあったけれど、彼等に会うことができて安心しました。

餃子は美味しかった。
グレープフルーツハイも美味しかった。
渋谷へ移動して飲んだコーヒーも美味しかった。

ありがとう。美味しかったのは彼等のおかげです。
彼等の幸福っぷりを見て安心しました。
これからもよろしくね、どこにいても!



—12月31日(火)

この日、最後に、今年私をここまで押し上げてくれた立役者の馬に感謝の気持ちを込めて
大井競馬場へ。

ありがとう!

調教師さんの管理馬がファイナルSで1着、4着。賞金獲得。
後に知ったことですが、調教師さんにとって2014年の最高の賞金額だったようです。
とてもうれしい!

そして再びお雑煮と天麩羅係という重役をこなすため帰宅。
兄夫婦も既に到着していました。


無事に年越し。


—駆け抜けた年末でした。
 幸ある年越しに心が華やいで "生" を全うしました。