2017年2月4日土曜日

【Racing horse/G1 horse/Ouka-shou 2017】桜花賞2017にマル外

わたしは最後の花を手にすることとなりました。

G1馬はなかなか個人事業主の育成牧場にやってくることはありません。
そして、やはり日本で名を馳せる産駒の馬がG1の多くを占めるのが現状。

しかし、そう、しかし、
わたしの働いていた牧場にやって来ていました。

リエノテソーロ

通算成績:4戦4勝 4wins/4R

1着 2016/08/27 札幌  晴  5R 2歳新馬
1着 2016/09/04 札幌  曇 10R すずらん賞(OP)
1着 2016/10/13 門別   晴 11R エーデルワイス賞〔J(G3)
1着 2016/12/14 川崎 11R 全日本2歳優駿【指定(G1)】

次走予定:アーリントンC or アネモネS

父:Speightstown
母:Akilina

G1に出走する馬は ”うるさい馬” ではないのです。
リエノテソーロは、とても穏やかな気性で
すごくオーラがあるかというと、そうでもない。
毎日の調教を淡々とこなし、毎日ほかの馬と同じように淡々と過ごしていました。

オーナー側からのメンターが調教や馬の様子を見にやってきても
本当に日常と変わらないrealな姿を見せていました。

凄い。

凄いという漢字で表記できるくらい、
堂々と馬生をまっとうできる馬なのではないかと思いました。

まるでこの牧場で働くスタッフや
名ばかりではなく毎日全てに気を配り、
馬を第一に考え育成牧場の現場から事務仕事にわたるすべてをこなす社長のように。



結果が全てになるのが競馬、競走馬の運命ですが、
馬と育成牧場の社長、スタッフ、この馬の生産から厩舎など関わる全ての人に
尊敬の意を込めて2017年の桜花賞を見守りたいと思います。



【テトうま話】*個人的見解

農林水産業、いわゆる第一次産業(農業、林業、漁業)に関わる仕事は
毎日が基本であって生活そのものです。
これはわたしが実際に経験したことからの見解です。

だからこそ深く考えることではなく
ここに在る現実に真っ直ぐ正直であることが習慣化されています。

当然そこで育まれたものたちは
間違いなくそこで明白な結果をもたらします。
その結果を真摯に受け止めることができて、それができるからこそ
どんな状況であっても明日が見えるし、明日を迎えられるし、
明日を築くことができるのだと思います。



日本の競馬の誕生と発展は、
中央競馬と地方競馬とそれぞれに異なり、
それぞれにこれから向かう道は違いますが
この業界を支援していけるようになります。

どうぞこれからも見守っていただければと思います。


Thanks

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