2017年5月12日金曜日

【Ttetorachronograph web site/Racing horse/Horse】テトグラ Webサイトオープンしました!

私ごとですが、webでもっと馬(競馬)のことを伝えたいと思い、
このサイトをオープンしました。
みなさまの新たな知見となるよう、サイトづくりに励んでまいります、
よろしくお願いいたします。

Tetrachronograph(テトラクロノグラフ)
http://tetrachronograph.jp/

2017年3月9日木曜日

阪急杯と中山記念

阪急杯では引退もありました。
そのひとり
武幸四郎騎手
流れ、淘汰という言い方が適切。

わたしはこの世界が好きな理由をまたみつけました。

それは終わりがあるから
でも終わらないから
受け継がれているから



中山記念2017 -第91回中山記念(G2)-
2/26 中山競馬場 芝右1800m / 天候 : 晴 / 芝 : 良



1着 ネオリアリズム ミルコ・デムーロ 堀厩舎
2着 サクラアンプルール 横山典弘 金成厩舎
3着 ロゴタイプ 田辺裕信 田中厩舎

サクラコマースの馬はときどきしてやったというレースをする
サクラアンプルールについては素直な気性なのか?トサりんはまた別として
ノリさんのような温厚な騎手でも絶対値としてちゃんといい位置につけられる。
というより、トサりん、ノリさんともにレースで自分の置かれている
位置取りが達者なほうだと思います。

べーちゃんは、やはり、地味に、地味に2番手、3番手?
中堅??といわれる地位を確立していて
騎乗する馬もそんな馬が多い。
そこでものすごく成長していると思います。
今年はもう少しリーディングに絡んでほしい。
ブリちゃんの汚名挽回!!!

ネオリアリズムこの馬は、地味に大事に育成、調教されているのだと感じました。
堀先生のもとでtriningされた馬は基礎固めをしているからそれは平均したとして
よく走る。依頼する騎手も相応。どちらも使命感の強いプロフェッショナル。
その雰囲気に飲まれない馬であれば十分に重賞を制覇するのですね。


阪急杯2017 -第61回阪急杯(G3)-
2/26 阪神競馬場 芝右1400m / 天候 : 晴 / 芝 : 良



1着 トーキングドラム 幸 英明 斎藤厩舎
2着 ヒルノデイバロー 古川吉洋 昆厩舎
3着 ナガラオリオン 国分優作 大根田厩舎

トーキングドラム、、、この馬の馬券は気づけばいつでも買っているように思う。
キンカメが好きだからという理由で。
特に兄弟の中でこれは強い!という馬はいないけれど、
才能はある、でも人間がなかなか引き出せていない、難しい馬なんです。
キンカメは難しい。特に牝馬となるとね。

ヒルノデイバローはマンハッタンカフェ産駒。
マンハッタンカフェ産駒の馬はそれなりの調教をしていれば
ある程度の素質をレースで出す馬。

ナガラオリオンは、OPで掲示板を割と外さない。
これはなかなかできるものではない。
OPを続けられるということは、毎年の賞金をある程度稼がなければならないからだ。

2017年3月5日日曜日

【Horse racing/Jockey/Yutaka Take/keiba/競馬/武豊】武豊 method is not change "the simple method"

今日も競馬で見事4着以下の3連複を獲得!
才能はどこまでも開花する!!

笑えるほどにこのわたしの思いつきの馬券は
見事である!笑!昇天!


競馬はとても面白い。
なんでこんなに面白いのか。

一般的にデータ分析されたものだけで終わることなく、
多くの人為的な予測不可能な大きな可能性を持っているから。
馬券にあらわれる結果(真実)に嘘はない。

賭博があると騒がれる地方競馬でも、その恣意は別としての
イレギュラーは発生するのですからね。

… 今日はそんな話ではない!!




結局またも武豊に焦点、いや、論点として
生きること、つまりいきつくところまで落とし込みをしてみます。


【テトうま話】*個人的見解

武豊がすごいところは、
自分を客観していることで、2人称化して話ができること。

自分がどういった立ち位置にいるのか
常に頭の片隅にはあるのです。

しかし、本人が2017年2月号の優駿のロングインタヴューで語るように、
氏の考えはシンプルであると。

『レースに勝つためににどうすることがベストか?』

そのとおり と、納得しかない。

武豊が抱える
他者から負の要素として受けると考え得る
主要な事柄は以下、

・馬主との問題
・家族の問題ごと
・本人の女性関係

こんなことに注力するカロリー(頭と心、時間)は
最小限でそのときだけでいいのです。
一所懸命とはこのこと。

武豊が誰よりも競馬が好きだと自負して公言する全ての行いが、
彼自信やまわりが招いていた想定外さえも
結局のところ払拭してしまいました。

その事実に衝撃波さえわたしの身体に感じた以下の出来事

2015年だったかな、チューリップ賞への出走依頼。
金子真人HDの金子氏の所有馬、
人気、実力とも明白で明るい
ブチコへの騎乗依頼だった。

なんてことだろう。

競馬に関わる、わたしの思う馬人は、
本当に静かで
その道をただただまっすぐ
歩み進めています。

敵わない。くやしすぎるけれど敵わない。

「仕事が人生だ」「家族が大事だ」「社会貢献」「世界平和」…

さまざまに広がる倫理観や宗教観でも崇高される考え方があります。
でもそこにたどり着けない。
いまのところ世間で評価されるような立派な格言のようなものは持てません。


シンプルに
なにをやっていたとしても
ただ生きること、いきたいと思うように動くこと

これが全てだと思いました。

武豊のいる競馬の世界で学べること、
ロマンがもたらす根幹はひとつ
ロマンが導き出すアウトプットは膨大

競馬になにを見出したのか、
わたしは、他者のお話を聞きたいです。

次回は戸崎圭太騎手について綴ろうと思います。


Thanks



2017年2月15日水曜日

【Horse racing/Racing horse/The first race】ショーちゃんの新馬戦

いよいよ、わたしの大好きななつっこい馬の
新馬戦が今週末の2/18に迫っています。

ショーちゃん、いっぱい走ってきてね!!!



2017年2月18日(土)
東京 2R 新馬戦 ダ 1400m(※出走登録 2017年2月15日(水)現在)

ショーショーサ
父:ヴィクトワールピサ
母:フォーチュネイトダムゼル

黒くて青鹿毛らしい艶がある
とてもハンサム、でも顔の大きなコです♪


何となく内股ですが(どの馬でもそれなりにいろんな足向きがあります)、
それも鉄屋さんのおかげでいい靴を履かせてもらっているので気にならない!



新馬戦で勝ってくれればそれはすごくうれしい!

でも一番の願いは
無事にゲートを出て、
無事にゴールを切ってくれること。



いつも、いつでも
朝一番のマシーン運動の前も
調教後の洗い場でも
昼飼の時間も…

彼は「遊んで〜」と口がうるさい(苦笑)
決して本気で噛んだりすることはないし、
自由がきくのは基本的には口だけなのでなんでも齧る
元気な馬です。

生産牧場からやってきたときから、
ゲート試験や調教のためにトレセンに戻るまでの間に
どの馬にもあるクセや左右の気になる偏りや骨や筋肉など
少しずつ改善していきました。

外に出たがりのショーショーサ、きっと元気いっぱいにゲートを出て、
元気いっぱいでゴール板を通過してくれることでしょう!(苦笑)

楽しみです、とてもとても♪

2017年2月9日木曜日

【Racing Horse】地方競馬の名馬 大好きなタイくん

わたしの働く育成牧場にとても誇らしげに
そして凛々しく佇む名馬がいます。

namurataitan_summer2016

タイくんこと、ナムラタイタン

ナムラタイタン

父:サウスヴィグラス
母:ネクストタイム

彼は、この育成牧場にいる馬の中でも異彩を放っています。
休養馬であるにもかかわらずどの馬より毅然としている、
「ボクは競走馬なんだ」
そんな立ち居振る舞いをする。

騸馬(センバ)ではないので11歳になった今でも
牝馬(ヒンバ、オンナウマ)に興奮します。
朝から外に出たい欲は止まらず、ウォーキングマシーンでもひと騒動。

皮膚の薄い馬はよく走るというけれど、
彼も例外ではなく皮膚が薄い。

しかしとても繊細な脚で
この道の長くない素人に近いわたしにもわかるくらい状態が芳しくないこともあります。

痛いんだろうけれど、、、それでも毎日のハードな調教にも
難なく挑んでいるのです。


人間にとっても10年近く勤続することは
転職をしてキャリアアップを望むことも少なくないこの時代では
忍耐の要ることです。

この馬は生まれてから現在まで
競走馬としての馬生を歩み続けています、10年以上も。


namurataitan_winter20162017

彼は、2017年の日本ダービーあたり、4月か5月には
レースで見られると思います。

そして引退すればこの馬は、良血の牝馬との交配が決まってるようです。
元気な競走馬の父である種牡馬となってくれるのではないかと思います。


【テトうま話】*個人的見解

この馬は何千万という価格で売買されたのではなく
それなりの購入し易い価格(桁は何百万の桁)で売買されました。

こういった競走馬は、
交配の研究が進歩し続ける中では気になる存在ではないでしょうか。

また、育成牧場の役割としては
毎日を無事に終えることがある一定の水準ですが、
やはり、きちんとケアしていくことも大切だと感じます。

わたしのいた牧場では、どの馬に対しても手厚く、
獣医さんは少なくとも週に2回以上の回診をしていました。

過敏なのではなく、
馬たちが目で語ること、仕草で語ることを
見逃さないことでしょう。



他と違うことを、真面目にやっていかなければ、未来はない、
ー育成牧場には


2017年2月4日土曜日

【Racing horse/G1 horse/Ouka-shou 2017】桜花賞2017にマル外

わたしは最後の花を手にすることとなりました。

G1馬はなかなか個人事業主の育成牧場にやってくることはありません。
そして、やはり日本で名を馳せる産駒の馬がG1の多くを占めるのが現状。

しかし、そう、しかし、
わたしの働いていた牧場にやって来ていました。

リエノテソーロ

通算成績:4戦4勝 4wins/4R

1着 2016/08/27 札幌  晴  5R 2歳新馬
1着 2016/09/04 札幌  曇 10R すずらん賞(OP)
1着 2016/10/13 門別   晴 11R エーデルワイス賞〔J(G3)
1着 2016/12/14 川崎 11R 全日本2歳優駿【指定(G1)】

次走予定:アーリントンC or アネモネS

父:Speightstown
母:Akilina

G1に出走する馬は ”うるさい馬” ではないのです。
リエノテソーロは、とても穏やかな気性で
すごくオーラがあるかというと、そうでもない。
毎日の調教を淡々とこなし、毎日ほかの馬と同じように淡々と過ごしていました。

オーナー側からのメンターが調教や馬の様子を見にやってきても
本当に日常と変わらないrealな姿を見せていました。

凄い。

凄いという漢字で表記できるくらい、
堂々と馬生をまっとうできる馬なのではないかと思いました。

まるでこの牧場で働くスタッフや
名ばかりではなく毎日全てに気を配り、
馬を第一に考え育成牧場の現場から事務仕事にわたるすべてをこなす社長のように。



結果が全てになるのが競馬、競走馬の運命ですが、
馬と育成牧場の社長、スタッフ、この馬の生産から厩舎など関わる全ての人に
尊敬の意を込めて2017年の桜花賞を見守りたいと思います。



【テトうま話】*個人的見解

農林水産業、いわゆる第一次産業(農業、林業、漁業)に関わる仕事は
毎日が基本であって生活そのものです。
これはわたしが実際に経験したことからの見解です。

だからこそ深く考えることではなく
ここに在る現実に真っ直ぐ正直であることが習慣化されています。

当然そこで育まれたものたちは
間違いなくそこで明白な結果をもたらします。
その結果を真摯に受け止めることができて、それができるからこそ
どんな状況であっても明日が見えるし、明日を迎えられるし、
明日を築くことができるのだと思います。



日本の競馬の誕生と発展は、
中央競馬と地方競馬とそれぞれに異なり、
それぞれにこれから向かう道は違いますが
この業界を支援していけるようになります。

どうぞこれからも見守っていただければと思います。


Thanks