2016年11月17日木曜日

シングウィズジョイとキタサンブラック

2016年11月13日、
「エリザベス女王杯」は、大好きな注目馬が出走しました。

マリアライト
シングウィズジョイ

マリアライト人気は当日のオッズにも反映されました。
一方のシングウィズジョイの評価は低かったのにも驚きです。

クイーンズリング
前走の2016年10月15日の府中牝馬S(G2)でとても好調な走りを見せました。
これを引っ張るだろうと予想していただけに、この勝利は納得、うれしかった!



本題に戻り
シングウィズジョイは力のある馬、血統が
父:マンハッタンカフェ
母:シングライクバード

配合も悪くないし、何より馬が割と素直だと思っています。

今回の芝2200は距離適性も合致しています、
時期的にそろそろシングウィズジョイにとって2、3着はいい頃だと見ていました。

この馬は自分のペースで走ることができて
騎手と喧嘩をしなければ気持ち良く走ってくれる馬のように見えます。

先行することはこの馬の勝つことの必須要素かもしれません。

今回はルメール騎手が鞭を入れるタイミングが割とよかったと思っています。
これからも活躍するレースはあると思うのでとても楽しみな馬です!

マンハッタンカフェを父に持つというだけでやはり良血馬、
ディープ産駒にも負けずがんばってほしいなと思います。




【テトうま話】*個人的見解

この君子蘭賞で勝ったときのシングウィズジョイは
2015年2月22日の3歳500万下で勝利したときの衝撃に似ています。


血統は前述したように前提かもしれませんが、
馬の個体の素晴らしさをうまく引き出せた瞬間、
つまり馬の調教を毎日まめに行い調子を整え、馬の気合と騎手のの気合、
全てが一致した瞬間に勝つのかもしれません。

しかし、G1馬になるとどの馬もとても力があって
ある程度の帳尻は合わせてくるものです。

競馬は本当にあらゆる要素が織りなすロマンなんです!



直感によるものですが、
あ、勝つな、なんてことはあるんですね、信じると勝つ。
信じると勝つなんて簡単なものではないけれど、
まず、人間が馬を信じてあげないと馬も人間を信頼してくれません。


Thanks.

2016年9月25日日曜日

【凱旋門賞/Prix de l'Arc de Triomphe/Prix Niel】マカヒキ華麗に、そして無事に

ニッカンの凱旋門賞の特集号を見つけてしまったので
買ってしまいました♪



凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)


日本からの参戦はマカヒキ
マカヒキは日本から唯一参戦の一頭、
産駒(血統)も日本馬(ディープインパクト)であることから、目が離せないのです。

馬主:金子真人HD
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ

父、母ともに馬主である金子真人氏が所有する(所有していた)馬。
競馬の世界では暗黙の了解や利権が多く錯綜しますが、
その経過はどうあれ、結果として所有馬をとても大切にしていることがうかがわれます。

父、ディープインパクトが果たせなかった夢と栄光を
掴んでほしいと心から思います。

凱旋門賞は、まず、出走できることが勲章とも言えます。
華やかな世界であることをこの凱旋門賞で感じます。

G1であれば、日本でももっと華やかでもいいのかもしれない?と感じます。
しかし、一般人も気軽に親子でも楽しめる日本の競馬場、
中央競馬や地方競馬も大好き。

世界でも有名な高額賞金で入場者数のギネス記録もあった有馬記念は
年末のお祭り。

日本の競馬では
一番に馬主ではなく、馬が賞賛されているように思います。

海外でのレースにおいて報道陣がまず注目するのは
馬主。
馬主を一番に取り上げます、馬ではなく。

日本は、ギャンブル性が高く、またその競馬の成り立ちから
馬に注目され、その後に騎手や調教師、そして馬主という順序である気がします。




さて、本題!

「優馬」の凱旋門賞特集ページ
http://xn--y9qv79bor2athh.jp.net/

日本時間10月2日(日)23:05発走予定 シャンティイ競馬場・芝2400m
1着賞金 285万7000ユーロ(約3億2860万円) 全18頭予定?


Dubawi産駒 3頭
Sea the Stars産駒 1頭
Galileo産駒 8頭
Le Havre産駒 1頭
Fastnet Rock産駒 1頭
Silver Frost産駒1頭
Air Chief Marshall産駒 1頭
Adlerflug産駒 1頭
Manduro産駒 1頭
Halling産駒 1頭

※ 以上、「優馬」凱旋門賞特集ページ参照(2016年9月25日 18:00現在)
※ 出馬表は10月1Í日(土)に発表予定なので変動する可能性大

マカヒキは、新馬戦1着を獲得して鼻からの出血から
肺出血を疑われましたが、そんな心配材料も悪い方向には行かず
ダービーを制して、

前哨戦とも言えるニエル賞(Prix Niel)※9月11日(日)フランス シャンティイ競馬場
でも勝利しました。


2016年9月3日土曜日

【名古屋競馬/Local Jockey】地方競馬で生きる女性

宮下瞳、その名を今日知りました。


「バース デイ」(TBS)
http://www.tbs.co.jp/birth-day/
(#536 2016.9.3 O.A.)


オフィシャルブログもあるようですが、
こちらは現在も生きたものなのか否かというものは確認できていませんが、、

『宮下瞳オフィシャルブログ (元 女性騎手 ※2016年9月3日現在は地方競馬騎手 免許再取得済み)子育て育成牧場』
http://ameblo.jp/hitomi-miyashita/

ひとりの社会人として尊敬します。

彼女が凛々しく見えるのは、
馬や競馬に対する真っ向な姿勢、愛する家族がいるからなのだと感じました。

名古屋競馬(名古屋競馬場)、本当に行ってみたくなりました!
木之前葵も名古屋競馬だったはずですね。
名古屋すごいわ〜


最近、競走馬の育成牧場に出戻ってから2カ月余りが経過してやっと、
信頼と自信と日常が伴ってきたのだと身を以て毎日実感します。

馬とそこで働く人は人種も国籍も年齢も性別も関係なく
必ず、還ってくるものだと、
冷静にそう思います。



大好きな馬たちが入厩してはまた退厩していく、そしてまた帰ってきます。

おやすみなさい☆

Thanks


【テトうま話】*個人的見解

自分にフォーカスしていくこと、
毎日のひたすらな繰り返しでも変化はあること、
不本意なことがあっても決して諦めない、継続すること、

これが horse life ではないかな?

2016年8月21日日曜日

【Expedition/Jockey】one of a only one "武豊"

”武豊”

これがけで十分であるという"TAKE YUTAKA"というsoundとcharacter
そしてこの本人も持っているであろう誇りと自信(信念)世間からも裏付けされた姿は
感動せざるを得ないでしょう。

海外遠征において競馬場では外国人も”TAKE YUTAKA(タケユタカ)”に声を掛けます。
彼は「武豊は …」と、自身をまたひとつの独立した存在として見据えてお話しをされることがあります。

かっこいい、本当にカッコいい


また、そんな武豊氏、武幸四郎氏の父である武邦彦氏が
8月12日、肺がんのため亡くなりました。

「武豊泣いた…父・邦彦さん葬儀 400人がお別れ」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2016/08/16/kiji/K20160816013173970.html

武豊氏もこのときを覚悟されていたそうですが、
やはり涙を流していらっしゃいました、
そして辛いという思いをつづっていらっしゃいました。

時は流れていくものです、
そして生かされていると現実に直面してやっと感じる毎日なのかもしれません。



感覚としては毎日のように、競走馬と共に働くことを選び、育成牧場に在籍しています。

その数時間を長く思うことも、また考えることさえもできないことも、
そして幸福にも、そして苦難にも思います。

誰にでも晴れ舞台のように最高の日があって
またそうでない日がたくさんあります。
晴れ舞台に立ったときは注目され、本人も意識が強いもの。
そうでない日のことは忘れがち、またその逆で執拗に覚えていたりもします。

五輪でも同じかも知れません。
勝てば注目され、賞賛され、承認欲求が満たされます。
しかしそうでない場合は世間から注目されることはなく静かにときは流れていきます。


わたしは騎手を目指すわけでもなく 笑
また、そのような年齢でもありませんが、
ひとつの目標として、”武豊”を目指したいと思いました。

名前だけではない、”武豊”を知ってほしいです、
競馬ファン以外の方にも知ってほしいです。


わたしが少し前に読了した本です、ご参考まで
武豊について彼をよく知る著者によってかかれた本です↓



「決断」島田島田明宏/著 (徳間書店)
http://www.tokuma.jp/bookinfo/9784198637910



Thanks

2016年7月17日日曜日

【JDD/ジャパンダートダービー】青森県産と戸崎圭太と矢作先生

JDDことジャパンダートダービーは
今年、よくやってくれた!と思っています。

日本の競馬界の競走馬の生産牧場(生産地)は
ほとんどが北海道、つまり北海道産。

しかし、今回の勝者、キョウエイギアは青森の生産牧場が出身。
生産牧場の生産者はどれだけ喜んでいたことだろうか、と。



競馬の馬が勝てば、
・馬主が喜ぶ
・調教師が喜ぶ
・厩務員が喜ぶ
・騎手が喜ぶ

・生産牧場が喜ぶ
・育成牧場が喜ぶ

大企業系に負けない競走馬は育てられるのだと証明してくれました。
S社の時代と言っても過言ではない一人勝ちに近いこの状況で
意義のある勝ち馬となったキョウエイギアはやはり素晴らしい。
馬主の田中晴夫氏、生産者の村上幹夫氏のワールドファームにも
賞賛を、敬意を以って。

そして大井競馬出身の戸崎圭太騎手の騎乗は
見事であるとしか言いようがなかったです。

また、真相は不明ですが、
キョウエイギアの調教師、矢作芳人先生は持病の手術直前、
この一戦、G1での意味深な勝利だったのだと察しています。


この快挙、他に回想した馬は、

震災のあった日に生まれ、2年後の菊花賞で勝利した
トーホウジャッカル


もちろん大企業の生産や育成の馬が勝利する功績は本当に素晴らしいし、
そこで努力する関係者各位には敬意を持っていますし、私なりの見解はあります。


この大企業の功績は、簡単に片付けてはいけないのですが、
毎日の失敗と成功の繰り返しから生まれた
弛まない努力を積み重ね続けていることに他ならないと思っています。

☆☆ 世界一のセレクトセール※1 を開催するまでになった



相乗効果にもなっていると思われることもいくつかあります。
優秀な馬、環境の整った体制や環境(競馬業界の上層部)が大きいのかもしれません。

日本の競馬の売り上げは世界トップクラスを誇る※2
☆ 毎年世界から優秀な騎手が期間限定騎乗のために日本にやってくる
☆☆☆ 日本初の外国人JRA騎手免許が交付※3



日本に資金や優秀な人材が集まっているんですね!



【テトうま話】*個人的見解



大手企業が競馬業界を牽引していくことはこれからも必要なことです。


それを大企業側もそうでない企業や関係者もいい意味で共有し合っていかなければ
共食いになってしまい、競争力を欠いてしまいます。
協働していくこともまた必要な切磋琢磨し成長していけるkeyとなるのだと考えます。

毎日が大事です。

まだまだこの世界に足を踏み入れて年月の浅い新参者ですが、
可能な限り、普通の努力と毎日全力を目指したいと思います!


Thanks

2016年6月10日金曜日

【LONGINES World's Best Racehorse ranking/Racing horse/King】エイシンヒカリさん!かっこいい!

エイシンヒカリは世界に勝負した、
この事実が認められたことがうれしい。




The LONGINES World's Best Racehorse Rankings
for 3yos and upwards which raced between 1st January 2016 - 5th June 2016
http://ifhaonline.org/resources/WTRRankings/LWBRR.asp?batch=31

エイシンヒカリが世界首位に(netkeiba)

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=111092



ジャスタウェイが福永祐一と築いたものと似ていて

負けず、世界へ挑んだこと、
走ることに一心である馬であること、
名騎手の騎乗に恵まれていること、

どうしてもこのロマンだけは他のなににも変えられない。

一人ではみられないものが、馬と一緒だと見られる、
なんてしあわせなんだろう、


おめでとう!
ありがとう!

Congratulations!
Thank you Eishin Hikari!



Thanks

2016年6月9日木曜日

【Horse racing/Derby in Japan 2016】日本ダービー 動画upした!いまさら〜

やっと、ダービーの動画upです!

ふ〜…



指定席や馬主席ではない!!

けど、ちゃんと見えた!(という報告も含む)



…いやぁああ、レースの終盤よりスタートがえらいドキドキしました!

目指せダービー馬!



ダービー終わったから、新たな一年はじまります、
無事に毎日馬を走らせてお手入れして差し上げて、馬も人間も双方、


「もしかしたらシアワセかも?」


と、思えたらいいなぁ ^ ^

2016年6月1日水曜日

【Derby/Owner/Horse racing/Racing horse】馬主さんに見る競馬

一般的には競馬の話の中心ははいつもいかにして馬券で儲けるか ?
といったことに注力することが殆どです。

しかし、データの整理も難しく、
比較する馬たちの基準は全て同じところを比較することができません。

競馬は、
数学的な『100%証明する』性質ではなく
科学的な 『仮説を立てそれを否定する要素は限りなくないに等しいと証明する』性質を持ちます。

競馬のデータはありとあらゆる視点から見ることができます。

わたしの大事にする視点は、
気持ち大事にしたいな、という要素は「馬主」要素です 。



サトノダイヤモンド、ダービー制覇ならず!
上場企業の馬オーナーにはどんな人がいる?(東洋経済オンライン)
http://toyokeizai.net/articles/-/120303

2016年5月29日に東京競馬場で行われた日本ダービー、東京優駿は
マカヒキがハナ差で勝ち、ダービー馬となりました。
これぞ競り合い、レースである、頂上戦だと肌と心臓で感じ、熱気そのもの!

新馬戦で圧勝したもののそのレース中の鼻出血のため天栄にて休養、
復帰も危ぶまれたものの若駒Sで見事な復帰を果たした、
マカヒキ(若駒S 芝/2000 1着、報知弥生賞 芝/2000 1着)

実力と強運を兼ね備えた馬が勝つ。

サトノダイヤモンドは抜けて実力を持っていた馬ですが、
レース中にトモ脚の蹄鉄が外れたと新聞を見て知りました。

鉄で馬は走りが変わるのは迷信ではなく事実です。
その鉄が外れたのは、運なのかもしれないと思います。

マカヒキの馬主は強運の持ち主であり、陰の努力家である
図研の代表取締役社長、金子真人氏です。

ディープインパクトは誰もが知っていてもおかしくない歴史に残る最強馬でしょう。

キングカメハメハ(NHKマイルC 芝/1600、東京優駿 芝/2400、神戸新聞杯 芝/2000 左記載全て1着)

クロフネ(毎日杯 芝/2000、NHKマイルC 芝/1600、東京中日S杯武蔵野S ダート/1600、ジャパンカップダート ダート/2100 左記載全て1着)

アパパネ(桜花賞 芝/1600、優駿牝馬 芝/2400、秋華賞 芝/2000 ここまでの牝馬三冠達成、ヴィクトリアマイル 芝/1600 1着)

 …などなど、恐ろしいほどに
馬に恵まれています。

2016年のダービーで有力視されたいた、

熾烈な2016皐月賞を制覇、ダービー馬には好条件の1番1枠を引き当てた
ディーマジェスティ(共同通信杯 芝/1800 1着、皐月賞 芝/2000 1着)

きさらぎ賞、2016年皐月賞と好走し続ける
サトノダイヤモンド(きさらぎ賞 芝/1800 1着、皐月賞 芝/2000 3着)

彼らを抑えてゴール板までのサトノダイヤモンドとの競り合いを制した馬は、
マカヒキです。

金子氏は、今年のダービーに18頭中4頭出しという、、、
実力馬と強運を持っています。

・マカヒキ
プロディガルサン
マウントロブソン
イモータル



【テトうま話】*個人的見解

馬は実力を持ち
調教師(調教役)は馬の能力を見出し
騎手は能力を最大限に引き出し
馬主さんは強運を司り、馬とその参詣者を財力面で支える

馬主さんってロマンです。
重賞を制覇したときは、無防備によろこんでいらっしゃいます。(または感涙)

金子真人氏が馬(ハワイ金子家のコ!)を見るときの目は親そのもの、、、のようにわたしには見えます。
大好きな馬主さんです。

また、馬主として所有した馬(カフェ一族!)を引退後も穏やかに家族のように見守る馬主さん、
西川光一氏も大好きです。

経済動物ですが、馬主ではないわたしからすると
いくら重賞で勝利することがあるとはいえ、
ロマンとか、愛とか、気持ちが押し上げてくれるものだと思います。

尊敬!



Thanks


2016年5月22日日曜日

【Horse racing】師からの学ぶことは雑談より

馬とは、『今の全て』。



GW最終日の夜中、茨城のぽつりとした郊外にやってきました!
恩師に会うために!!


その恩師はわたしのいる育成牧場とはまた違った立場で馬たちを見ています。
牧場としての立ち位置の違いです、
個人としての立場も全然ちがいますが、、、(苦笑)
そこは外厩制度にかかる牧場です。

毎日馬主から調教師、調教師から厩務員の自分へと託された馬と過ごします。
必要がない限りは放牧で他場へ移ることもありません。

競馬場の厩務員さんとも違い、
ずっと自らの担当馬と一緒に競馬馬生を終えるまで生活を共にします。
”全て”とおっしゃる言葉は痛いほどに通じます。

勝利したときの歓びは、、言葉ではなんともならない
高みといえばいいのか
宙というか、
とんでもない次元のセカイ?なのだそうです。

悪夢を見ることも少なくはないともおっしゃっていました。


テト(わたし):「放牧から帰ってきたんですね!」

師:「そうそう、もうすぐレースに連れて行けそうなんだけどね、、」

テト:「この前、レース回避されましたよね?脚(屈腱炎)大丈夫ですか?」

師:「競馬場から帰ってこられない(競馬場で安楽死)のはイヤだからね、、、」

テト:「レース行かなくてよかった、、勝った○○(馬名)見たいけど、会えないのはイヤです!」

師:「俺もそうだよ、ま、無事に走ってくれればいいんだよ」

テト:「知人の馬主さんもとっても楽しみにされてて、なにより、『無事に走りきってほしい』って、おっしゃってましたよ!」

師:「それ、うれしいよな、励みになるわ。すごい馬、好きなんだろうね、その馬主さん」

師に1年ぶりにお会いして、
お互いに馬のオハナシは止まらずこんな会話を夜中中していたのに
その2日後、この会話中の競走馬が屈腱炎を再発したとの連絡を受けました。

度重なる屈腱炎で、何度か重賞、準重賞を圧倒の数馬身差で制したあの姿も
見られなくなる、つまり、引退となるとのことです。

馬(特に競走馬)の経験値の浅いわたしでも、
顔も、足音も、その性格も知る弟のような馬が

「また会いにいくからね」

もう会えない
になってしまいました。


師は毎日もっと近くにいて、また担当馬の中でも一番付き合いの長い馬だったそうです。
言葉なんてあるものでしょうか。

昨日を悔やんても戻って来ることはない、
今を一生懸命に生きる、それ以外になにもないんだ!!

一瞬一瞬を逐次考えたり振り返ることはないけれど
ならば、ヘトヘトになってもやっぱり強く全力で生きたいです。

師は、そのほかにも、
・この馬の脚元ってどうなんですか?
・飼葉って量ですか?中身ですか?基本はどこに置くんですか?
・最近の競馬、よくわからないのですが、注目馬っていますか?
・牧場近況は(馬、スタッフ、牧場の概況)どうですか?
・最近のテトの状況はこうなんですよ!

などなど

1年前とは比べものにならない、、、出るわ出るわ、、、
会話は果てしなく続きそうでした。

経験にも因るのものや、その人の考えやその行動によっても
経験値はどこまでも変わっていくし、毎日がとても大事だということです。


Thanks

2016年4月29日金曜日

【Private/Share Data】地方と中央の境界は



地方競馬、

ララベル →距離万能、馬場割と万能 持ったまま差せる
グルームアイランド →距離万能、馬場割と万能 もったまま差せる
カツゲキキトキト →1400〜1600、馬場割と万能
ソルテ →1600、馬場割と万能
ムサシキングオー →1800、重めの馬場が得意
キタノヘイロー→1200〜1400、馬場万能 気性が荒い もったまま差す




吉原寛人 →ちゃんとまわりを読める、安定
東川公則 →?
佐藤友則 →?


中央競馬、

ゴールドアクター →〜ステイヤー 堅実
マウントロブソン →まだ未知 強いわ
イモータル →馬すぎる馬 気性おさえてほしい
サクラエンパイア →馬なりな馬 よく眠る走るのが好き



石川裕紀人 →勝たせたい馬を勝たせる
大野拓弥 →ここぞというところでもっていける
井上敏樹 →とんでうまい日がある
武豊 →調子を上げている、差し、逃げ得意
戸崎圭太 →緊張しない ゆえ ここぞで負けたりするダートはやはり強い
ミルコ・デムーロ →馬と厩務員を大切にする G1勝利欲がおそろしい
クリストフ・ルメール →馬と馬主に忠実 絶妙にうまい
蛯名正義 →阪神の1800が強い


いろいろ混ざってますが、
なにか一目をおいてしまう絶対値を持っている


【テトうま話】*個人的見解


毎日見ていると
・データだけで見る目
・競馬場で見る目

それぞれ養われます。


・馬!
・調教師
・騎手
・馬、調教師、騎手との相性
・馬の調子
・適性距離
・適性競馬場
・適性馬場(概況)
・数字(時計)

↑これが判断材料。
あとは、わたしのみ蓄積しているデータ(育成牧場での経験値?)。

馬券が当たればうれしいけれど、
この馬、この騎手に勝ってほしい!というのがいい、きもちいい。
だいたいいつも応援馬は 4着だったり(笑)

「がんばったね!」
と、必ず声をかけますよ。

負けると馬も落ち込んだりするんです。とても。


馬も騎手もみんなみんな、毎日がんばっているから満足!





Thanks






2016年4月19日火曜日

【Jockey】和田騎手に乾杯!


寄付することを当然のことのように言って実行できる騎手は素晴らしい。
わたしは、素直にこんな大金、寄付なんてできなから。
それをお許しになる騎手のご家族のみなさまも寛大です。

和田騎手はとても上手にマスコミとおつきあいしているんですね^^

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=109379


悪いニュースは瞬く間に広がっていきます。
いいニュースは拡散されてもそれが批判材料になってしまうことも少なくありません、、

彼の言いたいことは、このnetkeibaでの原稿のとおり、
もっとたくさんの(人の)寄付や方法、手段はあるということを
示唆しているように思えてなりません。



我が富で、我が身を滅ぼすのではなく、希望であってほしい、その富は。その人は。

特にスポーツ選手たちは、毎日厳しいトレーニングを積み、
本当は精神的にタフなのだから!!!
凡人にはできない、人を感動させる力を持っているのだから!!!


ビクトワールピサが東日本大震災の直後に
海外で希望の光を外国人騎手とともにタッグを組んでみせてくれたことも思い出します。
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20160322/spo1603221558002-n1.htm


競馬は、馬は、
命をかけて富をもたらして、循環させている主体となる動物です。
どうかこの祈りは、今だけではなく、細くても永く続いてほしいです。




Thanks

2016年3月31日木曜日

【Horse racing/Calendar】競走馬お雛さま & カレンダーめくり!

カレンダーめくるのがちょっと重労働。
愛読の「優馬」カレンダーは友人に差し上げました。

来年もいっぱい集めるのが目標。

あのゴールドシップ引退の2015年の有馬記念はもっと白かった…

JRA「優駿」カレンダー
2016年4月
宝塚記念'15 ”ゴールドシップ”


「競馬ブック」カレンダー
2016年4月
宝塚記念'15 ”ゴールドシップ”



「日刊競馬」カレンダー
2016年4月
宝塚記念'15 ”ゴールドシップ”


「南関東競馬」カレンダー
2016年4月
東京スプリント'15 ”ダノンレジェンド”


JRA「優駿」デスクカレンダー
2016年4月
桜花賞'15 ”レッツゴードンキ”




これはおまけということになりますが、お雛さまもなんなので、、、
でも牡馬牝馬の区別は特にしていません!


これは、、、ひな壇
(左)大:ゴールドシップ
小:ラブリーデイ
(右)大:ジェンティルドンナ
小:オルフェーブル

鼻セレブ:コスモバルク、アグネスデジタル



Thanks

2016年3月30日水曜日

【Horse racing/Jockey/don't forget】根性というか、珍事な競馬 勝ちたい!

競馬って根性!

wwwwwwwwww

今更なのもあるけれど、忘備録として。

英国でも靴下で騎乗する騎手が現る・・・JRAでは昨年
http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1532208&year=2015&month=09&day=02


『「素手」でも勝つスーパージョッキー・C.ルメール"最大の苦悩"......
主役」か「最強の敵」かにJRAも注目!?
http://biz-journal.jp/gj/2016/03/post_88.html

がんばろう。
なりふり構わず頑張らないといけないことはある!!




Thanks

【Jockey/Information】ミルコ・デムーロ に Thank you for your achievement

このニュースの表題自体には惹かれることではなく、
ミルコ・デムーロが、日本の騎手として出演するだと思ったからです。

彼らや、競馬の世界のことを少し知っている人ならば、
快挙というべきか、結果はどうあれ、前提にある功績と今後を
きちんと見届けたい。

『情熱大陸』出演のミルコ・デムーロ騎手に暗雲!? 
「負の歴史」繰り返しでTBSの目論見崩壊か』
http://biz-journal.jp/gj/2016/03/post_137.html



【テトうま話】*個人的見解

ありがとう、ミルコ!


いつも馬とそこで働く人たちとわたしたちに
光を見せてくれるミルコに感謝しています。

これからも勝ち鞍を重ねていきます、確実に。
勝つこと、日本の騎手としていい意味でいつも貪欲だからです ^ ^



One of "Lights"
I'm not unlike falling in love Mirco Demuro.
He deserves it, it's in my opinion.



Thanks

2016年3月24日木曜日

【Horse racing】クラシック 直前の3歳500万下

クラシックジーズンも直前の3歳500万下。
見極めが少し難しいレースが続きます。

わたしが注目しているのはサクラエンパイア。
育成牧場で出会ってからというもの、彼には魅了され続けた毎日を過ごしていました。

新馬戦は、1着と5着が同着でその1着となったサクラエンパイアの
3歳500万下。



力及ばずというところだったのですが、
馬らしい、ポテンシャルを秘めたこの500万下にやはり期待!!

6馬身ほど離されての2着。
レース後も落胆することもなく、サクラエンパイアに
「がんばったね!」と言ってあげたい!!

騎乗調教をしたわけでもなく、
この頃のわたしには馬のことを熟知するような能力も備わっていなかったけれど、
調教後はそれなりにがんばって走り、

よく食べ、食べた傍から眠る(笑)、そんな馬でした。

眠っていてもバタバタと脚を動かして、
走っている夢でも見ていたかのようです。
こんな微笑ましい馬には出会ったことがなかったので、
よく覚えています ^ ^

堀先生のところで調教を重ねているということも
サクラエンパイアにとっては幸運なことです。

本当に馬らしいけれどお利口な馬、
なかなか理想のカラダつきにはならないようですが、、、


【テトうま話】*個人的見解
調教で変わる!乗り役で変わる

血統だけではない、あくまでポテンシャルの可能性の数値。


ドゥラメンテが堀厩舎に転厩してから
よく走るようになった事実は、”奇跡”かもしれませんが、”事実”です。

堀先生は、以下のようにお話しされていらっしゃいました。
自分はセンスがないし特別なものを持っていない。だから余計に、人一倍、地道にやらなければだめだと思っています。…(中略)… 馬をもっと知りたい、馬のことを見極めたいという思いが強いんです。(優駿 2015 7月号より)

なぜなら、このインタビュー記事は、
2冠を達成したドゥラメンテのトレーナーであるという意味が大きく、
堀先生もそれぐらいは理解した上でお話しをされたはずです。

そこで、伝えたかったことです。たった数ページでの言葉は重い。

秘密主義でもなく、これがホースマンの姿に他ならないのだと
今は確信に変わりました。

馬が好き、
いつの間にか馬に魅せられてしまった
ホースマンのひとりの素直すぎる姿に見えます。


そしてその源は ”馬” です。
Oh my shushine, Thanks God is my Sunshine "horses"

ありがとう。


Thanks

2016年3月22日火曜日

【LINE】インドネシアのLINE ありがとう、

『LINEもトップシェアを狙う:群雄割拠のインドネシアのネッセンジャーアプリ市場』



この表題を検索してここに充てたのは、
意外というか、知らなかっただけなのかもしれないと、
自らの無知さ加減に唖然としてしまったからです。
yahoo!ニュースで

、、、まさか 上がってくるとは思わなかったです(不覚と断定)。

LINE Stickerで販売している
テトうまスタンプ Teto Uma(horse) Sticker がインドネシア市場でも販売されて
購入してくださった方がいらっしゃいました。

とても感謝しています。 りがとう!!



馬といえば動物園か乗馬、競馬という現代の日本(特に首都圏や人口過密都市)では
あまり身近な動物ではありません。

ペットなんてとんでもない!(養うのは体力的、物理的時間、経済的に困難)

ペットとしての犬や猫(最近は大人気!!!)や鳥(オカメインコもわりと人気!)が
親しみやすく、キャラクター化し易く、受け入れる側も寛容です。

第一弾のスタンプは放置していましたが、
また新しい視野をもって臨みたいと思いました。

テトうまなにり分析をしていこうと思いますが、
まだ分析するほどの数字は出ていないので、
…何通りかめぐらせてみます!

次に期待してください☆ 
でも次で確実にLINEからは脱走します!!!



ささ、無我夢中で育ちましょう!
nom nom

今日も肥えました。
今、right now、セーブして夏カラダを準備ましましょう!馬と共に ^ ^





Thanks

2016年3月20日日曜日

【Horse racing】名古屋競馬にシャチ?ではなくキトキトなブリ現る!

先日の 金シャチけいば(名古屋競馬)のペガサスカップ2016のこと

清々しい競走馬らしい馬!
カツゲキキトキト!
(”キトキト”は富山弁、よって富山の寒ブリだという私的解釈)


ホウライマリーンの逃げとカツゲキキトキトのこのシーンもなかなか楽しい!
近走2戦をピックアップしてみました。





スプリングカップではまだ多少ですが、頚(クビ)のバランスが悪いところがあるように見えました。

が、相対比較になりますが、ほかの馬に比べて前肢のバランスがいいようです。
加えて柔軟なようです、観ていてきもちよく前肢を伸ばしています。




さらにバランスもよくなっているように見えるのは気のせいでしょうか。
無駄なブレがあまりない。
競走馬としてコースに無駄なくいい位置取りもできているのは
騎手のなせる技、つまり日々の努力の賜物なのだと思っています。

直近のペガサスカップの前走のスプリングカップのときより
滞空時間が長くなった
つまりペガサス!になっていたように思います。

ビヨ〜ン っ  という感じなのかもしれません。

カツゲキキトキト
大畑雅章騎手
木之前葵騎手

錦見勇夫先生
関係者のみなさま


おつかれさまでした。
すばらしい競馬をありがとうございました!


【テトうま話】*個人的見解

競走馬は前肢に何らかのトラブルをかかえて生産牧場から育成牧場に来ることも少なくありません。
新馬戦までの道のりは、馬も調教していく人間も苦心します。
こんな2歳馬とのおつきあいが日常です。

カツゲキキトキトは恵まれた前肢を備えているようです。
なぜか少し安心してしまいました、、、

馬主さん、調教師の先生方が中心となって、
出走スケジュールをきちんと組んで、
競走馬としての馬生を健全に歩んでほしいです。




Thanks

【Information】移行してきました!from ”Ttrcrngrf(blog)”

Teto Uma life ことテトうまの馬(特に競走馬)について、このblog新設いたしました。

初投稿させていただきます!



馬バカのテトうまによるテトうま公式blogを開設いたします!
この春分の日に開設できてうれしく思います。
どうぞ末永くよろしくお願いいたします∈・^彡


Thanks

2016年2月28日日曜日

【TV Documentary/Movie】 武豊と辰吉丈一郎 現役の異彩は留まるところなし

CATVで録画したものをさて、拝見。

チャンネル中でCMをしていた特番でしたので、
録画をしていたものの、なかなか気が進まないというところに一理。
平日も土日も、祝祭日も365日外出!というスケジュールもまた一理。

ここで流れも変わる、敢えて一日の休みです。
録画を再生しました。

競馬界のレジェンド
ボクシング界のレジェンド

両者が揃った。

屈託のない、対談でした。
初対面でしかもお互い司会者でも解説者でもないのに、
過去を振り返るも話は前に向いているところが不思議でした。

「いいね!かっこいい!」
「おっさんじゃないね、現役だね!」

思わずテレビ越しに対談に割入っていました。

映画『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』(2016年2月20日公開)
http://www.joe-tomorrow.com

かっこよすぎる、
やめなければ現役だ。

わたしも一生現役。
一生半人前とはいうのはやめよう!!!


Thanks

2016年2月20日土曜日

【Private/Information/LINE Sticker】まずひとつのAction

こんにちは!


わたしの理想とする姿がこの馬と鳥


生物として異なっていたとしても、国が違っても、性別がちがっても、年齢が違っても、言語がちがっても、
その思いある者同士で信頼があれば幸福です。

わたしの愛する馬と鳥を通じてこういったことが伝えられた幸福です。
実際に馬たち、鳥たちははわたしの大事にして止まない存在で、
彼らもきっと少しだけ、ときどきこんなわたしの存在に幸福を感じてくれていると…

LINE Sticker「テトうま」「Teto Uma(horse)」

カタチにしました、
言うだけなら簡単すぎるから。

まず、自分が望むことがあれば待っていてはいけない。
また、それに多くを期待してもいけない。
ただ自分が変わり、向かうこと。
継続は力なり。必ず次に繋ぎます。

収益は対価、誰から見てもブレない指標。
この対価をときどき振り返りつつ、
本当にわたしが得ているものを大切にしたいと思います。

応援してくださったみなさま、ありがとうございます!
みなさまにも必ず巡る「ありがとう」です。

Please don't forget.



Thanks

2016年2月14日日曜日

【Horse racing】一年越しの競馬

今でも全く忘れられないのは東京競馬場での出来事です。

そして一年、

望むカタチかはわからないけれど、口取り場まで行ける本当の馬主席にやってきました。
出走馬主の席へ。

競馬は馬が一番にがんばってくれていること、
調教師の先生が率いる厩舎スタッフのたゆまぬ努力、
育成牧場のただひたすらな毎日、
全てがひとつにならないとどうにもならない。

調教師の先生は、馬主であるわたしたちには最高のプレゼンをする。
育成牧場のわたしたちにはその術を指南してくれる。

わたしたちの役割はそれぞれにあって、ある程度は暗黙の了解で成り立っていて、
そこからがそれぞれの問題でその道を切り開かなければならない。
わかっていてもとても難しい。
絶対値で中立することはとても難しい。




くやしい。
ならばどこまででも這い上がってみせる。

また今日も馬に教えられました。





一年前憧れだった競馬は
一年越しで目標といっていい圏内にあると実感できた。

社長、社長奥様、牧場の仲間、調教師の先生、騎手の方々に心から感謝します。

くやしい気持ちはまだ変わらない、感謝しています。

Thanks